8.高松夜曲

ふたりで支えた ちいさな暮らし
思い出まとめりゃ カバンがひとつ
爱してつくして いたわりあって
それでも余る この恋を
波间に舍ててく 高松港

强くもないのに ボトルを抱いて
お酒の力で 眠りを诱う
叶えてあげたい 男の梦も
わたしがいれば 驮目にする
默って身をひく 高松港

朱实という名で あなたに逢って
明日は何色 止まり木の街
ふたりでようやく 一人前と
わたしを抱いた あの夜を
汽笛よ消してよ 高松港